@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010076, author = {坂井, 功治 and SAKAI, Koji}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {本稿は,1964年から2015年までの日本の上場企業を対象とし,企業間の資金再配分の効率性について,時系列推移の性質と景気変動との相関,およびその要因について実証的な検証を行ったものである。  本稿のおもな結論は以下である。第一に,資金再配分の効率性は,景気拡張期には改善し,景気後退期には悪化する傾向にあり,景気変動と順相関(procyclical)である。第二に,資金再配分の効率性と景気変動との順相関は,銀行貸出とCP・社債が,景気拡張期には限界生産性の高い(低い)企業で増加(減少)し,景気後退期には限界生産性の低い(高い)企業で増加(減少)することによって生じている。第三に,資金再配分の効率性の変動をもたらす要因は各時期によって大きく異なり,景気変動だけでなく,制度的・構造的要因や金融危機などの金融市場への様々なショックが影響をおよぼしている。}, pages = {103--124}, title = {資金再配分の効率性と景気変動}, volume = {35}, year = {2018} }