@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010084, author = {佐藤, 賢一 and SATO, Ken-ichi}, journal = {高等教育フォーラム}, month = {Mar}, note = {ハテナソンは、はてな (?) とマラソンを組み合わせた造語で、アメリカ発の質問づくりメソッドQFT (Question Formulation Technique) を中核として設計・運営する「質問づくりの学び場」を意味する。質問駆動型学習(QDL:Question-driven Learning)とは、ハテナソンというコンセプトと技法のもとで「問題はなにか?優先課題はなにか?」を学習者が自ら問い、焦点化された指導やガイドを受け、同学者と協働的に学ぶ学習スタイルの新概念である。本稿では、京都産業大学・総合生命科学部・生命システム学科の2 年次必修専門教育科目の一つである「発生生物学」におけるハテナソン~ QDL の設計と運営、およびその成果と課題について報告する。学習者は「発生生物学」の起源と重要概念の概要を知識として取り込み、自らの考える力を涵養するために、超参加型読書法、QFT、形成的評価試験、振り返りを3 回繰り返しおこない、適宜教員からの焦点化した、またはガイド的な指導を受けた。この一連の学びをへて、学習者は「発生生物学とはどのような学問であるのか」という問いを繰り返し問い、あるいは問われ、加えて「何をどのように学べば、発生生物学の基本的知識が身に付くのか」という学びのプロセスに対しても省察した。}, pages = {41--58}, title = {ハテナソン : 質問駆動型学習の設計・運営と成果・課題 : 生命科学専門教育科目における実践と調査}, volume = {8}, year = {2018} }