@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010095, author = {井村, 直恵 and IMURA, Naoe}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Oct}, note = {京都錦市場は400 年間続く商店街である.近年,急速な観光地化とそれに伴う商店街の変化を経験している.特にリーマンショックと東日本大震災以降のインバウンド客の増加に伴い,アジアや欧米各地からの観光客が急増している.本稿では,井村(2017a, b)で提示した地域資源経営分析モデルから,錦市場の変容の分析を試みる.井村(2012)での調査後の錦市場の店舗の商品や業態の変化を詳細に記述し,観光地化という街の変化を商店街の観光地化戦略という視点で分析すると,錦市場の観光地化は創発的戦略であり,その変化の主体を担ったのは,商店街振興組合ではなく,各個店のミクロレベルでの観光地化という変化に対する環境適応であったことがわかる.表層では,観光地化という環境適応に対するEncounter への変化がありながら,深層では「奥の商売」や目利きの文化に支えられたCreator の文化が生き続けている点が,錦市場の強さである.インバウンドの影響は表層で起きた変化に留まる.}, pages = {27--65}, title = {京都錦市場商店街の活性化と組織生態分析 : インバウンドの影響についての考察}, volume = {31}, year = {2017} }