@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010096, author = {金光, 淳 and KANAMITSU, Jun}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Oct}, note = {「遠隔労働性」に代わり「在宅労働性」を強調した新しい概念「e ホームワーク」を提出し,「働き改革」に対応した柔軟な労働形態として注目を集めている「テレワーク=在宅勤務」の実態と明らかした.「e ホームワーク」をリンダ・グラットン(2016)の提出したマルチキャリア・モデルの中に位置付け,ウェブ調査により,移行の理由,社会構造布置,ライフキャリアの移行実態を明らかにした:1)育児,介護よりも病気ケガ理由による移行が多い;2)女性では正社員の在宅勤務と非正社員の在宅ワークへの二極化が見られ,また専門型が他とは区別される社会構造ポジションを占めている;3)男性では「e ホームワーク」が管理職を多く含む在宅勤務型がコアなポジションを占め,不満が少なくないのとは対照的に,収入の低い若年層による在宅ワークが他とは区別される社会構造ポジションを占める;4)男女とも,満足度の高い働きとして自営型やSOHO 会社経営型が存在感を示している,ことが明らかになった.  これらの分析結果に基づいて,在宅勤務の最大の恩恵者であると思われる女性の長い人生設計での「e ホームワーク」の役割を次ステージへの跳躍台と位置づける「スプリングボード・モデル」で説明し,その普及可能性を占った.}, pages = {67--94}, title = {「e ホームワーク」の実態と可能性 : 人生100 年時代の「在宅労働」の役割と行方}, volume = {31}, year = {2017} }