@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010266, author = {小山, 治 and KOYAMA, Osamu}, journal = {高等教育フォーラム, Forum of Higher Education Research}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、授業の履修者に対する質問紙調査によって、初年次キャリア教育科目における学生の成長過程はどうなっているのかという問いを明らかにすることである。本稿では、京都産業大学で開講されている初年次キャリア教育科目である「自己発見と大学生活」を調査対象として、履修者に対する3時点にわたる質問紙調査を実施した。その中で、学生の成長過程をCAVT(Career Action-Vision Test)と能力習得度によって測定した。本稿の主な知見は、次の2点にまとめることができる。第1に、(CAVT)アクションと(CAVT)ビジョンは、第1~3波調査において微増傾向にあったものの、時点間の変化は小さかったという点である。第2に、(能力習得度)学術的基礎能力と(能力習得度)社会的能力は、第1~3波調査において上昇傾向にあったという点である。以上から、本稿の結論は、初年次キャリア教育科目において学生のキャリアに関する行動や意識はそれほど変化しない一方で、大学生に求められる汎用的な能力は向上する可能性があるということになる。}, pages = {99--104}, title = {初年次キャリア教育科目における学生の成長過程 : 「自己発見と大学生活」の履修者に対する質問紙調査}, volume = {9}, year = {2019}, yomi = {コヤマ, オサム} }