@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010285, author = {川島, 亮太郎 and KAWASHIMA, Ryotaro and 福田, 充男 and FUKUDA, Atsuo}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {この論文の目的は,企業のライツ・オファリング実施のアナウンスメントが株価にどのような影響を与えるか,そしてその要因は何か,という問題を実証的に分析することである。その際,ここではライツ・オファリングをライツが譲渡可能なタイプ(この論文でいうライツ・オファリング)と譲渡不可能なタイプ(株主割当増資)に分けて分析を行う。実証結果によると,ライツ・オファリングに対して株式市場はネガティブな反応を示す(株式超過リターンはマイナスとなる)。それに対して株主割当増資の場合は,株式超過リターンはマイナスとなるものの,その値は有意ではない。また,ライツ・オファリングの場合,発行額と超過リターンの間に逆の関係がみられる。これらの結果は,Hansen(1988)が提唱したライツ・オファリングに伴う取引コスト仮説と整合的である。つまり,既存株主から外部投資家へのライツ移転に伴うコストが株価を下げる要因であると考えられる。}, pages = {103--125}, title = {ライツ・オファリングと株式市場の反応}, volume = {36}, year = {2019} }