@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010298, author = {SHIMODA, Yukio and 下田, 幸男}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {叙述補語構文(本文ではCCP)では,叙述補語が三種類の前置詞por, como, deと共に現れる。これらの前置詞の使用のされ方の違いを,文献学的に調べ,その結果に基づき通時的コーパスを用いてデータを収集し,どのような変遷を経て現在の使用に至ったかを明らかにした。その結果ラテン語の時代からCCPで使われていたporが17世紀までは圧倒的多数であったが,19世紀にはcomoが台頭し,20世紀になるとその多くがcomoに替わってしまった。このような変遷はporとcomoが持つCCPでの含意が原因であることが明らかになった。deはそれ自体では「として」のような意味は持たないが,CCP構文では,de+名詞句が主語や目的語の性質を表すことから,主語や目的語の「属性」「職業」などを表す動詞と共起する傾向になることがわかった。}, pages = {215--235}, title = {叙述補語構文におけるスペイン語の前置詞の使用の通時的変化について}, volume = {52}, year = {2019}, yomi = {シモダ, ユキオ} }