@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010461, author = {奥田, 睦子 and OKUDA, Mutsuko}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {本研究では,健常者の障害者スポーツ体験において,ポジティブな応答の報告がみられることの理由について,健常者の身体に着目して検討した。その結果,3 つの仮説が導き出された。すなわち,健常者の障害者スポーツ体験では,健常者と障害者の身体機能の逆転が起きたことによって障害への「できない」という否定的な要素が,消し去られること,健常者にとっての障害者スポーツ体験が「できない」を楽しむスポーツの非日常としての遊びの体験となり,そのことによって楽しさが生まれていること,障害者スポーツ体験によって健常者の身体に他者性を内包する「開かれた身体」の獲得がなされた場合に,自―他の境界の融解の可能性があること,である。  今後の健常者の障害者スポーツ体験に関する研究については,疑似体験の難しい知的障害者や精神障害者も含めて検討することもできるように,なぜ障害に対するポジティブな応答が得られているのかについて,特に身体の観点から考察していくことが必要なのではないか。}, pages = {3--13}, title = {健常者の障害者スポーツ体験に関する研究視角の検討 : 障害に対するポジティブな応答はなぜうまれるのか}, volume = {37}, year = {2020}, yomi = {オクダ, ムツコ} }