@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010463, author = {加藤, えみか and KATO, Emika}, journal = {京都産業大学論集. 自然科学系列}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は高強度運動の後に行う発揮トルクの安定性にコンプレッションタイツが及ぼす影響を明らかにすることであった。16 名の健常な成人が被験者として参加し,右脚のみのカーフレイズ(20 回 × 3 セット,セット間に2 分間の休憩)を実施した。被験者はコンプレッションタイツを着用した試行と,特別な機能を有さないタイツを着用した試行の2 種類を実施した。試行順はランダムとし,試行間は最低でも2 ヶ月間空けた。カーフレイズはステップ台上で実施し,足関節角度の可動範囲は最大背屈位から最大底屈位までとした。カーフレイズの前後で,腓腹筋内側頭のスティフネスと形状的なパラメータを超音波法で取得した。続いて,被験者は等尺性最大底屈トルクを発揮し,さらに力発揮の制御の指標(発揮トルクの安定性)として,等尺性最大底屈トルクの20%の値を用いて最大下での等尺性底屈トルクを20 秒間可能な限り安定させて発揮する試行を実施した。反復測定の二元配置の分散分析(条件 × 時間)を用いて,全ての測定項目について検討した。カーフレイズ後の測定で,等尺性最大底屈トルクは条件間で有意な差は見られなかったが,腓腹筋内側頭のスティフネスはコンプレッションタイツを着用した条件では上昇が抑えられた。同様に,発揮トルクの安定性もコンプレッションタイツを着用していた試行で,変動が小さかった。以上より,コンプレッションタイツは高強度運動後に最大下でのトルク発揮を安定して実施できることが示された。}, pages = {23--34}, title = {コンプレッションタイツが高強度運動後の発揮トルクの安定性に及ぼす影響}, volume = {47}, year = {2020}, yomi = {カトウ, エミカ} }