@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010533, author = {河邊, 昭 and KAWABE, Akira and 柳田, 正義 and YANADA, Masayoshi and 川邊, 隆大 and KAWANABE, Takahiro and 那須田, 周平 and NASUDA, Shuhei}, journal = {京都産業大学総合学術研究所所報}, month = {Sep}, note = {染色体の構造変化は遺伝情報の正常な伝達を妨げ、また異なる構造の染色体をもつ個体の交雑によってさらなる構造異常が引き起こされるなど生物の進化にとって非常に重要な意味を持つ。染色体の構造変化には転移因子が寄与していると考えられており、転移因子の活性化により染色体異常が誘発されることが期待される。本研究では低メチル化剤であるゼブラリンによってオオムギ染色体添加コムギ系統において観察される染色体構造異常の出現頻度を調査した。染色体添加系統を用いることで特定の染色体に対象を絞った解析をおこなうことが可能となる。染色体の構造異常は系統によって異なるがおよそ40%程度の頻度で観察された。構造異常には染色体の切断や相互転座がみられた。今後、染色体構造異常の原因やその様式を明らかにしていく必要が有るが、薬剤処理によって添加染色体の構造異常を高頻度で誘発できることは、本研究の方法が近縁種の持つ有用遺伝子の導入などに利用可能であることを示唆している。}, pages = {71--77}, title = {ゼブラリン処理によるオオムギ染色体添加コムギ系統に対する染色体構造変化の誘発}, volume = {15}, year = {2020}, yomi = {カワベ, アキラ and ヤナダ, マサヨシ and カワナベ, タカヒロ and ナスダ, シュウヘイ} }