@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010543, author = {岩下, 靖孝 and IWASHITA, Yasutaka}, journal = {京都産業大学総合学術研究所所報}, month = {Sep}, note = {本稿は特定課題研究(準備研究支援)「絡み合うコロイド粒子分散系の非平衡挙動の解明」の研究成果報告である。凝縮系における異方形状の構成要素同士の絡み合い相互作用は、構成要素間に働く力やそれらの運動があって初めて生じる動的なものであり、力学的非平衡下の凝縮系において大きな役割を果たすと考えられる。しかし絡み合い効果が研究・解明された形状や凝縮系はごく限られている。そこで我々はコロイド粒子の絡み合い形状を系統的に設計し、絡み合いによる動的相互作用が力学的非平衡下のコロイド分散系において果たす役割を解明することを目指している。本研究ではその準備研究として、粒子の形状や物性の異方性を系統的に設計した自己駆動粒子を作成し、その非平衡挙動への異方性の影響を調べた。その結果、粒子の並進運動の異方性への強い依存や、外部からのエネルギー注入に依存した不連続な運動状態の変化などの特異な挙動を発見した。これらの結果は、我々の粒子系が絡み合い相互作用を研究するための有用なモデル実験系であることを示しており、また現在ソフトマター・非平衡動力学分野で注目が集まっているアクティブマターとしても興味深いものである。}, pages = {187--192}, title = {「絡み合うコロイド粒子分散系の非平衡挙動の解明」研究成果報告}, volume = {15}, year = {2020}, yomi = {イワシタ, ヤスタカ} }