@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010640, author = {西川, 琴平 and NISHIKAWA, Kotohei and 具, 承桓 and KU, Seunghwan}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は,企業を取り巻く環境要因,とりわけ規制が企業の成長経路にどのような影響を与えるのかについて,明らかにすることである.具体的には,1970 年代のオイルショック以後,二度にわたって実施された設備規制などに対して,造船企業がとった行動を考察しつつ,当該企業がとった行動がその後の企業成長経路へもたらした影響について分析を試みる. オイルショックによる造船不況に対して,国は過剰供給状態と判断し,国策として設備処理や規制を通じて縮小均衡を目指していた.設備規制に対する行動も,多角化路線の重工業系大手と造船専業の中手では異なった.さらに,将来を見据えた,設備処理や規制に対する異なる企業行動は,多くの中小企業を集約させることになる反面,設備の規模拡大を図った企業の中では市場拡大期に異なる成長パスを描くようになった. 本研究では,設備規制とその対応が,現在の造船企業の競争力と成長パスを左右する要因となったことが明らかになった.}, pages = {161--192}, title = {産業構造調整期における造船企業行動と成長パス : 設備処理期に対する中手専業造船企業行動を中心に}, volume = {38}, year = {2021}, yomi = {ニシカワ, コトヘイ} }