@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010691, author = {松本, 和明 and MATSUMOTO, Kazuaki}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Sep}, note = {梅浦精一は,渋沢栄一を中心として1878 年に創設された東京商法会議所の書記に採用され,その運営の実務を担うこととなった.創設直後から,東京商法会議所の活動は,経済や外交などの諸問題への民間としての意見の集約,政府や東京府への建議の発出,政府や東京府からの諮問事項への答申,景気や物価動向の調査,国内外との情報の受発信,業者間の紛議の仲裁,国際親善など多岐にわたった.これらを遂行するにあたり,会頭の栄一と実務責任者である梅浦がいかに調整して方向性を打ち出したのか,そのプロセスについて立ち入って検討することを本稿の課題に設定する. 栄一と梅浦および副会頭の福地源一郎・益田孝・大倉喜八郎は密接に連携して,様々な建議の草案や調査や事業の骨子案・素案を策定し,実行に移していった. 従来の商工会議所史研究では正副会頭をはじめとする議員の言動が主たる論点となってきたが,実務責任者の存在に着目したのは新機軸といえる.}, pages = {103--125}, title = {梅浦精一の足跡と活動(Ⅱ) : 東京商法会議所の創設および展開と渋沢栄一との関わり}, volume = {39}, year = {2021}, yomi = {マツモト, カズアキ} }