@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010722, author = {越後谷, 淑}, journal = {京都産業大学経済学レビュー, KYOTO SANGYO UNIVERSITY ECONOMIC REVIEW}, month = {Mar}, note = {本論文はILO and OECD(2015)が指摘した中国を含めた労働生産性の低下という世界的経済現象が見られた1990年代における中国の労働分配率低下の要因を検証した。本論文は「1990年代以降、経済の市場化により、中国の労働と資本の代替性が現れたと同時に、外資導入による貿易促進が資本集約型の技術進歩を促し、賃金増加率以上に中国の労働生産性を上昇させ、その結果として中国の労働分配率の低下をもたらした」のではないかという仮説を立て、中国全国と中国6地域(吉林=東北、天津市=華北、上海=華東、江蘇=華東、江西=西部、雲南=華南)のマクロデータを用いて推計を行った。全国データを用いた推計結果では論文の仮説を立証できたが、地域データを用いた推計結果では、データの制約により、一部の地域(吉林省、上海市と江蘇省)での本論文の仮説の立証にとどまった。}, pages = {34--54}, title = {中国に於ける労働分配率の低下に関する一考察 : 労働者報酬と労働生産性の関係についての実証分析}, volume = {9}, year = {2022}, yomi = {エチゴヤ, キヨシ} }