@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010732, author = {岡部, 曜子 and OKABE, Yoko}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Mar}, note = {本論は,初期のコンピュータが企業に導入されてから今日までの経営情報理論の展開を組織論および経営戦略論と関連付けながら整理するものである.経営情報理論は組織における情報活用を効率的・効果的に行うメカニズムの構築のための理論であり,技術のブレークスルーに伴って新しい理論が提示され,それが経営の現場で実践・検証され,理論の再構築に向かうというプロセスを通じて企業活動に貢献してきた.しかし,1990 年代にインターネットが普及し以降,特に2015 年ごろからはDX(データトランスフォメーション)が登場したことにより,技術の進展とその適応範囲の拡大が加速化してきた.その結果,理論が未整理なままで技術が先に導入・実践され,後追いで理論の構築がなされるという混然とした様相を呈するようになっている.そのような現状を明らかにして,今後の経営情報理論のあり方についての示唆を得ることが本研究の最終的な目的である.さしあたり本論では,経営情報論の基礎的概念を整理した上で,おもに組織論と戦略論との関連性に注目しながら経営情報論における研究の論点が移行してきた過程を概観する.}, pages = {29--43}, title = {経営情報理論の展開}, volume = {40}, year = {2022}, yomi = {オカベ, ヨウコ} }