@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010795, author = {全, 孝秀 and JUN, Hyo Soo}, journal = {社会安全・警察学, CRIMINAL JUSTICE AND POLICING}, month = {Mar}, note = {日本社会の高齢化の問題、取分け、高齢者の「貧困・孤立」等による「高齢者犯罪」問題はその深刻さを増している。そこで、日本政府は犯罪者を司法の全段階にて積極的に福祉に繋げるソーシャル・インクルージョン的な刑事政策への転換を通じ、再犯防止と社会復帰を図っている。一方、韓国でも近年、高齢化が急激に進んでおり、高齢化率ではまだ欧米諸国や日本には満たないものの、そのスピードの面では「世界最高の超高齢国家」といわれる日本をはるかに上回っている。また、それによる高齢者犯罪の増加ぶりも尋常ではない状況であるが、韓国社会(政府)の対応は儒教等の伝統的な思想の影響で刑事政策上、実質的な対策は皆無であることが昨今の韓国の現実である。 本稿は以上の実情を背景に、日韓両国の高齢化や高齢者犯罪の現状と特徴を比較の観点から考察し、高齢者犯罪に対する対策として近時、日本で行われている諸対策や保護観察所の職員に対するインタビュー調査の実証的な考察を加え、そこから導き出された問題の改善策を提案することを目的としている。}, pages = {79--91}, title = {超高齢社会における高齢者犯罪の考察と対応方案の研究 : 日本と韓国の比較を通して}, volume = {8}, year = {2022}, yomi = {チョン, ヒョス} }