@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010843, author = {村上, 博巳 and MURAKAMI, Hiromi and 髙梨, 泰彦 and TAKANASHI, Yasuhiko}, journal = {高等教育フォーラム, Forum of Higher Education Research}, month = {Mar}, note = {1965年の京都産業大学開学以来、全学共通教育科目の中で必修科目として位置づけられてきた体育教育科目において、1986年から2019年までの履修者に対してライフスタイル(睡眠時間・朝食の摂取状況・住居形態・通学時間・通学方法・運動量・喫煙状況)に関する調査を実施してきた。本研究は今後の研究に役立つよう、これら膨大なアンケート資料を整理集計し公表すること、および年代ごとに集計し本学学生のライフスタイルの推移と概略を明らかにすることである。なおアンケート調査期間は、睡眠時間、住居形態、通学方法、通学時間の4項目は1996 ~ 2019年、朝食の摂取状況は1990 ~ 2019年、運動習慣は1986 ~ 2019年、喫煙状況は2000 ~ 2019年であった。以下に結果を示す。 (1)男女学生の睡眠時間は、いずれの調査期間とも6時間~ 7時間の学生の割合が最も高かった。2000年以降では男子学生の約20%、女子学生の約30%が睡眠時間6時間未満であった。6時間未満の割合は女子学生でいずれも有意に高値であった。 (2)朝食を欠かさず摂取している学生の割合は、すべての調査期間で最も高く、男子学生約45 ~ 55%、女子学生で約60%~ 70%であり、いずれの期間も女子学生の方が有意に高値であった。朝食欠食は男子学生では7.0%、女子学生では約2.0 ~ 3.0%であった。 (3)住居形態は、男女学生とも自宅の割合が最も高く、以下下宿、寮の順であった。 (4)通学時間は、男女学生ともに同様の傾向であり、1990年代では30分~ 1時間、および1時間~ 1 時間30分が高く、2000年代以降では30分以内の割合が最も高かった。また通学時間が2時間以上の割合は、男女学生ともに近年になるにしたがって増加しており、2000年代以降では2時間以上の割合が男子学生よりも女子学生で高くなっていた。 (5)通学方法は、男子では2000年代以降では自転車の割合が高く、女子学生はいずれの期間も自転車であった。1996 ~ 1999年に比較して2000年代以降は自転車の割合が増加し、電車+バスの割合は減少していた。 (6)運動量はいずれの期間とも、男女学生ともに週に2時間未満または1日以下(体育の授業のみ)の割合が最も高く、男子学生よりも女子学生の割合が高値であった。週に10時間以上または6日以上の学生は、男子学生の方が女子学生より高い割合であった。週に6 時間以上または4回以上の運動習慣のある学生の割合は、2000年以前に比べて2000年代以降の方が高値であった。 (7)喫煙状況は、いずれの調査期間の男女学生ともに非喫煙の割合が高かった。近年の喫煙状況はほぼ0%に近い傾向であった。 以上の結果から本学男女学生は、睡眠時間の改善と運動習慣の確立が課題であることが明らかとなった。}, pages = {69--83}, title = {京都産業大学学生のライフスタイルの変化}, volume = {13}, year = {2023}, yomi = {ムラカミ, ヒロミ and タカナシ, ヤスヒコ} }