@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010859, author = {井尻, 香代子 and IJIRI, Kayoko}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {日本の俳句と海外のハイクはどちらも明治初期に普及が始まったが,言語や文化の違いから,そもそも同じ詩的ジャンルといえるのか,充分な検討がなされているとはいえない。そこで筆者は,これまでの俳句・ハイクの定義を見直すことにより,スペイン語圏を中心に海外における俳句受容の深まりを再検証し,日本の俳句と海外のハイクとの連続性を確認する取り組みを始めたい。検証にあたって,俳句・ハイクという文学ジャンルの特徴を,①形式(韻律,修辞),②内容(季語,自然との関わり,写生),③言語(俳諧性,日常性),④作法(集団制作,作者/ 読者/ 批評家)という四つの側面に分けて進めることとし,本稿では,まず①形式(韻律,修辞)面に着手した。その結果,俳句は連歌・俳諧が徐々に短くなり,最終的に発句のうちに凝縮されて成立したものであることを,韻律,修辞の両面において検証することができた。}, pages = {111--123}, title = {海外における俳句受容プロセスの深化について(スペイン語圏を中心に) : 俳句・ハイクの形式}, volume = {56}, year = {2023}, yomi = {イジリ, カヨコ} }