@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00010918, author = {金光, 淳 and KANAMITSU, Jun}, journal = {京都マネジメント・レビュー, Kyoto Management Review}, month = {Mar}, note = {大学コンソーシアム京都の指定課題研究調査で収集した京都の大学の各産業分野への就職データ,大学ごとに集計した産業分野ごとの知的資本(スタートアップ,特許,共同研究)と産業連関表の分析から,人的資本と知的資本の産業部門取引増への効果をグラフィカルモデルで測定した.得られた知見は以下である.1)2015年から19年の4年間の産業部門別取引増と関連しているのは,取引ネットワークで構造的空????に富んだ産業部門である.即ち,それは産業部門間取引ネットワークで需要も供給も多いポジションに埋め込まれた産業部門である.2)構造的空????に位置する産業部門は特許が多い産業部門であり,域内理系人材の供給に恵まれた産業部門である.同時に特許が多い産業部門は共同研究の多い産業部門である.3)スタートアップの多い産業は域内理系人材の供給の多い産業部門であるが,スタートアップの多い産業は特許の多い産業部門というわけではない.スタートアップよりも特許取得を目指した企業との共同研究の方が産業レベルの成長には効果的である.これらの知見に基づいて,京都の大学,とりわけ本学の起業家教育へのインプリケーションが論じられた.}, pages = {119--133}, title = {京都の大学クラスターは地域経済でどのような役割を果たしているか(3) : 大学の知的資本,人的資本と産業部門取引増のリンケージ分析}, volume = {42}, year = {2023}, yomi = {カナミツ, ジュン} }