@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001229, author = {久米, 裕子 and KUME, Hiroko}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {本稿は、中井履軒『論語逢原』の訳注である。中井履軒(一七三ニ ― 一八一七)は、懐徳堂学派を代表する人物であり、特にその膨大な経学研究によって知られ、中でも『論語逢原』は、履軒の最もすぐれた注釈書のーつとされる。履軒の『論語』解釈の原点は、朱子『論語集注』にあるが、履軒は朱子の解釈にしばられることなく、むしろこれを批判的に継承し、独自の解釈を展開している。本稿は、この点をふまえ、朱子の説と履軒の説を対比させるため、『論語逢原』には挙げられていない朱子の注解を本文中に試みに逐一挿入してみた。今回訳出したのは『論語逢原』の冒頭の序文部分であるが、『論語』の本文ならびに朱子の注解については、すでに数多くの先行研究があるので、これらについては、その書き下し文を記すだけに止めた。また、参考のため、巻末に『論語逢原』の原文を付した。}, pages = {259--247}, title = {訳注『論語逢原』(1)}, volume = {31}, year = {2004} }