@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001333, author = {ヤスパゼン, マルテ and JASPERSEN, Malte and 石川, 桂子[訳] and ISHIKAWA, Keiko}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {ドイツでは第二次世界大戦後,ラジオドキュメンタリー(Radio Feature)が,音響芸術の新たなジャンルとして確立された。ラジオドキュメンタリーは,ラジオドラマと異なり,事実即ちノンフィクションを扱う。音楽,言葉,サウンドが果たす役割は番組によってさまざまであり,ドキュメンタリーの形態には多種多様なものがある。BBC でかつてドキュメンタリー部長を務めたジョン・シオカリスは,「ドキュメンタリーは,ラジオが持つあらゆる可能性を駆使し,聴く人の想像力をかきたて,世界や人間の存在への理解を深めさせようとする」と述べている。  本稿は,ラジオドキュメンタリー「書に道あり」の原稿である。書道の特徴や歴史は,ドイツの大半の聴取者にはあまり知られていないが,この作品は,そうした書道の世界を取り上げたもので,長期にわたる取材活動の集大成である。またこの番組は,書道という完全に視覚的なテーマを音響(ラジオ)で表現し,それによってドイツの聴衆が持つ日本のイメージに一層の幅と深みをもたらすことを狙うという,メディア技術的にユニークな試みでもある。「書に道あり」は,ベルリン・ブランデンブルク放送局番組制作班より,国際メディアコンクール「2009 年イタリア賞(Prix Italia)」の参加作品として推薦された。}, pages = {238--253}, title = {「書に道あり」}, volume = {42}, year = {2010} }