@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001348, author = {井尻, 香代子 and IJIRI, Kayoko}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {本稿では,日本の詩歌がアルゼンチンにおいてどのように受容され発展してきたか,またその受容のプロセスからどのようにアルゼンチン・ハイクの基盤が準備されてきたかを明らかにした。まず,日本人移民と日系人の文化活動について述べ,日本の詩歌ジャンル普及の流れを概観した。次に,アルゼンチン文学において短歌や俳句がどのように受容されたかを,アドルフォ・ビオイ・カサレスおよびホルヘ・ルイス・ボルヘスの作品を中心に検証した。最後に,当地におけるスペイン語ハイクの詩学形成に重要な影響を及ぼした人物として久保田古丹の業績を分析した。以上,アルゼンチン文学作家と日本人移民の二つの分野の活動が合流し,現在のアルゼンチン・ハイクという混合性,雑種性を特徴とする新たな詩的ジャンルの基盤を形成した。}, pages = {22--37}, title = {アルゼンチンにおける日本の詩歌の受容について}, volume = {44}, year = {2011} }