@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001366, author = {今井, 洋子 and IMAI, Yoko}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {本稿は,韓国の文化・情報を提供するラジオ番組で,パーソナリティ(進行役)を務める韓国語母語話者の発話に見られる誤用の特徴と原因を明らかにし,日本語教育に有益な提言を行うことを目的とするものである。約1年間の発話を収集し,誤用を抽出・考察を試みた結果, 文法・語彙ともに,母語の影響を受けていると考えられるものが多いことがわかった。文法においては,条件形の「ば」の多用,連体形において名詞をナ形容詞とする誤り,自動詞の「漢語+する」を受身形で表す誤りが顕著に見られた。また,語彙においては,韓国語を直訳したと思われる名詞と動詞の共起関係における誤用が多かった。このことから,日韓対照言語学研究で得られた成果を反映した韓国語母語話者に対する教材開発の必要性と,共起表現に着目し た語彙・文法指導の有効性を提案する。}, pages = {199--214}, title = {ある韓国人ラジオパーソナリティの誤用が意味するもの : 日本語教育への提言}, volume = {45}, year = {2012} }