@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001373, author = {藤原, 敬介 and HUZIWARA, Keisuke}, journal = {京都産業大学論集. 人文科学系列}, month = {Mar}, note = {チャック語はバングラデシュ・チッタゴン丘陵でチベット・ビルマ系のチャック人によってはなされるチベット・ビルマ語派ルイ語群に属する言語である。 本稿ではチャック語にみられる主要な格標識をS(自動詞文の主語),A(他動詞文の主語), P(他動詞文の目的語)という意味役割にしたがって,まず整理する。そして,場所や時間にかかわる形式を記述する。さらに与格や属格といった意味役割をはたす形式について記述する。 場所格が従属節標識に拡張してもちいられうることについてもふれる。最後に,関係名詞による表現について例示する。 チャック語の格標識について特徴的な点としては,(1) 場所格と方向格が同形式である,(2) 共同格と具格が同形式である,(3) 属格の形式は本来的には名詞化標識である,といった点をあげることができる。}, pages = {333--354}, title = {チャック語の格とその周辺}, volume = {45}, year = {2012} }