@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001532, author = {坂井, 功治 and SAKAI, Koji}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {本稿は、日本における銀行の利鞘設定行動を規定する要因について実証的な検証を行ったものである。検証にあたっては、1981年から2007年までの日本の銀行のパネルデータを用い、理論モデルから導出された理論予測にもとづき、おもに銀行の利鞘設定行動における信用リスクと金利リスクの影響という観点から議論を行った。本稿のおもな結論は以下である。日本の銀行の利鞘設定行動を規定する要因は、信用リスクや金利リスクをはじめとするさまざまなリスクと費用であり、これらのリスクプレミアムと費用は銀行利鞘に適切に反映されており、理論予測と強く整合的である。また、金利規制の存在とその消滅、あるいはマクロ環境の急激な悪化によって、日本の銀行の利鞘設定行動は1980年代と1990年代以降とではその性質を大きく異にする。}, pages = {195--216}, title = {銀行利鞘の決定要因}, volume = {28}, year = {2011} }