@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001562, author = {上野, 継義 and UENO, Tsuguyoshi}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {鳥山新一は、サイクリングの普及に尽力した先覚者の一人である。彼は、財団法人日本サイクリング協会(JCA)のリーダー養成をはじめ、おびただしい量の啓蒙書の公刊や雑誌への投稿、中学・高校向けサイクリング教本の執筆、自転車のマスプロ・メーカーや中小工房へのアドヴァイスなど、さまざまなルートを通じてサイクリングの普及に取り組んだ。彼の働きから今日のサイクリングのすべてがわき出したわけでは勿論ないが、鳥山が日本のサイクリング事情にどのような問題を発見し、それに対していかなる取り組みをしたのかを復元することは、わが国サイクリング史の一面をあぶり出すことになるであろう。本稿はまた、余暇を楽しむ中流階級(近代的消費者)の形成という視点を織り込んで自転車産業の発展を考察するための準備作業でもある。, 1.サイクリングの先覚者 2.近代サイクリングのはじまり 3.集団サイクリングとの戦い 4.遊びの伝道者 5.結論}, pages = {137--178}, title = {わが国サイクリング史の一断面 : 鳥山新一のサイクリング哲学とその歴史的背景}, volume = {31}, year = {2014} }