@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001653, author = {並松, 信久 and NAMIMATSU, Nobuhisa}, journal = {京都産業大学日本文化研究所紀要}, month = {Mar}, note = {わが国の博物館は明治期に設立されたが、その所管は文部省、博覧会事務局、内務省、農商務省、宮内省と移行していった。所管が変更になるたびに、博物館の方針は大きく転換する。従来の研究では、博物館の方針が変わった点は明らかになっているものの、西欧に倣った博物館をつくるという博物館政策の目的が達成されたのかどうかは明らかになっていない。言い換えれば、博物館を創造的な場にできたかどうかは不明である。  本稿は博物館政策の展開を追って、各時期における博物館の特徴を明らかにし、博物館はその名称の変更をしていくが、一貫性を保っていたかを考察した。わが国の博物館は連続性に乏しく、一貫性に欠けていた。それが現在に至るまで博物館という施設が、量的には多くなったものの、質的には欧米に比べて貧弱である原因と考えられる。, 1 はじめに 2 博覧会と博物館構想 3 博物館の特徴 4 帝室博物館の誕生 5 教育系博物館の展開 6 博物館の組織化と変容 7 結びにかえて}, pages = {291--252}, title = {近代日本における博物館政策の展開}, volume = {21}, year = {2016} }