@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001655, author = {川村, 覚昭 and KAWAMURA, Kakushou}, journal = {京都産業大学教職研究紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、1997年(平成9年)7月に文部科学省の諮問機関である教育職員養成審議会が出した「新たな時代に向けた教員養成の改善方策について」の第1次答申で問題にされた教員の資質能力の向上とそのために提言された大学の教職課程の教員養成カリキュラムの構造転換に注目して、第1次答申が出される背景とその理念を明らかにするとともに、そこで求められる教員の資質能力の問題点を論究し、今回のカリキュラム改革で教職科目として登場した「総合演習」の存在理由と課題を考察した。第1次答申は、従来の教科中心の教員養成を教職中心のそれにシフトするものであり、教員を目指す学生の人間形成を重視するものである。それは、道徳的視点が先行するものであり、人間の本質を問題にする宗教的視点が欠落している。そうした点を現代教育学の人間学的考察を基礎にして考察し、「総合演習」の課題を論究した。}, pages = {1--14}, title = {教員の資質形成の問題と「総合演習」の課題}, volume = {1}, year = {2006} }