@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001664, author = {牛瀧, 文宏 and USHITAKI, Fumihiro}, journal = {京都産業大学教職研究紀要}, month = {Mar}, note = {現在、小学校算数から数学への橋渡しについて、問題を抱えている中学校区、自治体は少なからず存在する。そのような現状の打開策として、学校間連携の取り組みやそのための研修が実施されてはいるが、内容的には授業作りや指導法に偏り、教科そのものに基づいた連携の構築が希薄であるという現状がある。本稿ではそのために生じる異校種間での理解のずれを具体例を交えて検証し、それを改善するために、教員が会得するべき教科教育に関する視点として「算数・数学におけるカリキュラム構造の理解」(数学的、発達心理学的側面から、小中高の各指導事項や授業単元の目的とカリキュラム上における位置を理解し、それが潜在的・顕在的にどこから繋がりどこへ繋がるかを階層的に理解すること)を提案する。そして、具体的な教科連携の問題を題材としたディスカッション形式の研修を実施することで、その理解が促進され、教員および教員集団の指導力向上に結びつくことを、筆者自身の2年間の教員研修開発の実践をもとに明らかにする。}, pages = {1--11}, title = {算数・数学におけるカリキュラム構造の理解とそれを促すための教員研修のあり方について}, volume = {3}, year = {2008} }