@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001685, author = {ギリス・フルタカ, アマンダ and GILLIS-FURUTAKA, Amanda}, journal = {京都産業大学教職研究紀要}, month = {Mar}, note = {レベル別講読教材は外国語としての英語(EFL)教育の場でも多読(ER)プログラムにおいても広く使われている。この教材はEFL学習者の目標言語(TL)の語彙力、文法力に合わせて平易化されている。こうした平易化された教材を使用する目的は、既習の語彙や既習の文法項目に読者がふれる機会を増やすことである。この復習作業により目標言語への親密度が増し、その言語の自動処理が加速することがねらいである。こうした多読により期待される効果は話し、書く流暢さとともに、読解力、流暢さ、速度の向上である。本稿は多読プログラムを必修科目として履修する日本人大学生が多読の際にL1を使用する程度について報告し、その理由を検討する。ミックス方式のアプローチを使用する。京都産業大学の学生を対象とする2012年1月実施のアンケート調査(N=2464)、および、その後の同一学生集団(N=30)を対象とした詳細な面談をデータとしている。L1使用の驚くべき頻度とその広範な使用域について論じる。英語の文章を理解する際のL1への依存は英語が和文を使った英文解釈によって教えられているためであると単純に考えるべきではない。L1使用は作業メモリーの役割、流暢さのレベル、学生の使う読解用テクニック、および多読教材の言語レベル、スタイル、内容に関係することである。}, pages = {23--47}, title = {英語学習用レベル別多読教材講読時の多様なL1使用について}, volume = {10}, year = {2015} }