@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001692, author = {山内, 尚子 and YAMAUCHI, Naoko}, journal = {高等教育フォーラム}, month = {Mar}, note = {近年、大学の質の向上が求められている。その実現に向けた第一歩として教職員の資質向上を挙げ、従来の個人的、形式的なFD、SDから実質的、組織的なFD、SDへ転換し、継続性が担保された 「学習する組織」となれば、最終的に大学の質の向上につながると考えている。本稿では、これまで高等教育研究の分野では議論されてこなかったFD、SDの取組を通じた組織の学習過程やその変化の過程について、山形大学の取組を事例とし考察する。第1章では研究の背景について述べ、第2章 では、事例の分析枠組として用いる組織学習論についてレビューする。第3章では、山形大学におけるFD、SDを通じて組織がどう学習してきたのか、そのプロセスについて組織学習論を用いながら説明する。その学習プロセスから、第4章では山形大学のFD、SDには3つの成功要因があり、またその組織学習を促す3つの原動力が組織の変化につながっていることを説明する。第5章では「実質的、組 織的 FD、SD」への転換に必要な条件について考察、提言し、最後に学習する大学の構築を目指すには何が必要か、今後の課題や展望を踏まえ、結論をまとめる。}, pages = {19--30}, title = {学習する大学の構築に向けて : 山形大学の取組にみる 実質的、組織的FD、SDのあり方}, volume = {1}, year = {2011} }