@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001709, author = {後藤, 文彦 and GOTO, Fumihiko}, journal = {高等教育フォーラム}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、PCを学びの力の代理変数とみて、その低下原因をロジット分析を用いて明らかにするところにある。そこで、86名の学生を対象にして、同一学生の1年次と2年次との2年間にわたる教育成果が分析された。学生たちは、1年次で、精神的な負荷を少なくした環境下で教育を受けたあと、2年次では現実に近い精神的負荷のある状況で教育をうけた。その結果、次のようなことが明らかになった。   ①1年次:まず、外れ値を考慮しなかった場合、男子は女子に比べて、向上群に入る予測確率が23.7%高くなった。また、SRの点が1点増加すると、向上群に入る予測確率は3.4%減少することになった。また、外れ値を除外すると、性別が消えてSRのみが残った。そして、SRが1点増加する と、向上群に入る予測確率は6.5%減少することになった。以上の結果、性別は不安定であるが、SRがPCを低下させる要因になっていることが明らかになった。SRが低下すれば、自分を見る甘さが減少して、いままで見えていなかった本来の自分の姿に気づき、PCも低下したのではないかと考えられる。   ②2年次:本研究で用いられた変数の中からは有効な変数は見い出せなかった。}, pages = {1--8}, title = {学びの過程に係る力の向上群と低下群との判別に関する研究 : 自我状態の透過性調整力を媒介にして}, volume = {3}, year = {2013} }