@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00001765, author = {垂門, 伸幸 and TAREKADO, Nobuyuki}, journal = {高等教育フォーラム}, month = {Mar}, note = {近年の多様な学生の入学に伴い、学業不振学生に対する支援が大学における課題の一つとなっている。これまで大学生に対する修学支援の理論は提案されてきているが、具体的な支援策は十分には提示されていない。本稿では、学業不振学生の成績を改善するために、授業への出席行動に注目し、まず応用行動分析の観点から学業不振学生の出席が習慣化しないメカニズムを考察し、出席行動を促進する支援策を提案した。支援策の方向性として、出席行動に随伴して、支援を受ける者にとって望ましい結果を得られるように支援を計画すること、および、出席行動を抑制する方向に影響する思考や不安等の影響力を弱める関わりをすることを目指した。次に、その支援の方向性に沿って留年生に対して行った具体的支援事例を提示し、支援の効果を検討した。出席行動を促進するべく継続的に関わった結果、実際に出席行動が促進され、修得単位数・GPAが顕著に改善し、次学期の単位修得に向けた自信が上昇したことを報告した。}, pages = {29--40}, title = {学業不振学生に対する修学支援の事例検討 : 出席促進に焦点を当てて}, volume = {6}, year = {2016} }