@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00002337, author = {真野, 毅 and MANO, Tsuyoshi}, journal = {京都マネジメント・レビュー}, month = {Sep}, note = {本研究では,行政職員が官民協働を通じて新たな知識を吸収し,行政職員の意識が改革されていくプロセスを明らかにした.官民協働を集中的に活用した自治体組織の一組織において,その組織の行政職員10名に面接調査をおこない,その質的データを,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを活用して,人と人の直接的なやり取り,社会的な相互作用という視点から分析した.その結果,15の概念が生成され,6つのカテゴリーが識別され,「職員の意識の変化」,「組織風土の変化」と「外部との協働の効果」の3つのカテゴリーグループに統合された.職員は,「公務員のDNA」と戦いながら,民間企業の視点を持つトップと上司からの「挑戦への後押し」に支えられ,現場での協働を通じて民間のマネジメントの実践力を身につけていく.民間との協働により職員の意識改革を成功させるには,行政組織内部に多様な人材を受け入れる覚悟と現場での実践体験を通じた暗黙知の習得が求められる.}, pages = {51--72}, title = {協働による行政職員の意識改革のプロセス : 面接調査による質的研究}, volume = {29}, year = {2016} }