@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00002343, author = {麻野, 篤}, journal = {京都産業大学経済学レビュー}, month = {Mar}, note = {サブサハラ・アフリカの GDP 上昇率(年変化率)はこの10 年程度にわたって世界平均を上回るレベルで推移しているが、全要素生産性(Total Factor Productivity - TFP)の上昇率は低下傾向が見られ、経済成長が資本蓄積に依存していることが示唆される。本稿では、サブサハラ・アフリカ19 か国について、地域経済圏および経済発展度合いによって国をグルーピングし、1990~2009 年のインフラ、貿易・投資および援助の増加率、政治的安定度、鉱物資源開発がTFP 上昇率に与える影響についてパネルデータ分析を行った。その結果、インフラ整備は全てのグループで、貿易・投資もほとんどのグループでTFP に有意に正の影響を与えていた。特に、経済成長が進んだ国や急速に成長している国では民間によるインフラ整備が強く寄与していた。援助については有意な結果が得られなかったグループが多いが、西アフリカ英語圏では技術協力が有意に正、西アフリカ仏語圏と経済成長が進んだ国では借款が負に影響していた。また、政治的安定度の変化は政治的に安定している国においてのみ、TFP に影響を与えるという結果が得られた。鉱物資源の開発とTFP の関係については明確ではなかった。}, pages = {30--79}, title = {サブサハラ・アフリカにおける持続的経済成長 : Total Factor Productivity に影響を与える要因}, volume = {1}, year = {2014} }