@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00002502, author = {大川, 良文 and OKAWA, Yoshifumi}, journal = {京都産業大学論集. 社会科学系列}, month = {Mar}, note = {本論文では、連続数量競争モデル(the successive Cournot model)を用いて、多国籍企業による現地中間財企業への垂直的技術移転水準と移転する企業数、および技術移転の条件として排他条件付取引契約の締結を要求するのかといった選択について分析する。分析によって、以下の結果を得た。1)多国籍企業は、現地最終財企業との生産性格差と垂直的技術移転の効率性の水準に応じて、技術移転の条件として中間財企業に対して排他条件付取引契約の締結を要求するかどうかを決定する。2)均衡における多国籍企業と中間財企業との取引形態は、受入国の経済厚生を最大にするものとならないことがある。3)受入国は、競争法によって排他条件付取引契約を規制することで経済厚生を改善することは可能だが、垂直的技術移転の効率性が非常に高い時には、規制によって受入国の経済厚生が悪化することもある。}, pages = {75--104}, title = {多国籍企業による垂直的技術移転と現地中間財企業との排他条件付取引契約選択の内生化}, volume = {34}, year = {2017} }