@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00002568, author = {中田, 博}, journal = {京都産業大学先端科学技術研究所所報, The bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo University}, month = {Jul}, note = {上皮性癌細胞の産生するムチンは,担癌患者の癌組織や血流中に分泌され,様々な免疫系細胞と相互作用することがわかってきた.その中で,単球/マクロファージ上の受容体であるスカベンジャーリセプターにムチンが結合することにより,同細胞のシクロオキシゲナーゼ2が誘導され,プロスタグランジンE_2の産生の亢進が明らかとなった.プロスタグランジンE_2は,免疫抑制,アポトーシスの抑制及び血管新生などの生理作用をもち,癌細胞の増殖・進展に有利な状況をもたらすものと考えられる.事実,マウス乳癌由来細胞株でムチン産生細胞TA3-Haとムチン非産生細胞TA3-Stにおける腫瘍組織形成を比較することにより,ムチンを起点とするカスケードの存在と腫瘍組織の形成への関与が明確となった., 1, KJ00003144680, P, 研究論文, Paper}, pages = {1--14}, title = {腫瘍形成におけるムチンの生物学的意義}, volume = {4}, year = {2005}, yomi = {ナカダ, ヒロシ} }