@article{oai:ksu.repo.nii.ac.jp:00002598, author = {青垣, 総一郎 and 竹内, 富士雄}, journal = {京都産業大学先端科学技術研究所所報, The bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo University}, month = {Jul}, note = {PET(positron-emission tomography 陽電子放出断層撮影)装置は医用機器として診断治療のために非常に有用であり、また、脳研究のためにも今や欠くことの出来ないデバイスとなっている。然しこの普及を妨げているのは、その数億円という価格である。PETを製作する際に細かいシンチレータ結晶をwave-length shifterを用いて読み出すことが出来れば、PET装置が高価になっている原因の高価な光電子増倍管の数を画期的に減らしながら、しかも今よりも良い位置分解能を持つイメージャを製作することが出来る。然し今までこの方法の主な欠点は結晶中で生成された光子の集光能率が低いことであった。過去数年間に亘る努力の結果、我々はこの集光率を1桁向上させることが出来た。これによってこの読出し方法は今や実用の域に達したと考えられる。  プロトタイプは16×16本のLYSO(Ce)シンチレータ結晶をマトリックス状に組み立て、2×16本のKuraray Y-11 wave-length shifterとHamamatsu H6568ModIII光電子増倍管によって読出された。22Na β^+放射線源を用いてコインシデンス実験によってイメージャとしての性能を調べた。一個の結晶のサイズは1mm×1mm×20mmである。  本論文では、実験の詳しい内容、そこから得られた光子の集率、空間・時間分解能の他、検出効率などについて報告する。内径20cmの動物PETをこの方法で製作するには実験に用いた様な百万本の結晶を読み出すのに光電子増倍管は54本ですみ、これはUSD 100k程しか掛からない。, 3, KJ00005554099, P, 研究論文, Paper}, pages = {27--48}, title = {低価格高分解能PET製作を目的としたガンマ線イメージャ}, volume = {8}, year = {2009} }