WEKO3
アイテム
古英語散文作品の成立背景と語順に対する影響 : 代名詞目的語と動詞の語順分析より
http://hdl.handle.net/10965/287
http://hdl.handle.net/10965/2873647cbc7-b39a-4278-b377-0b20c3e7a32b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2017-09-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 古英語散文作品の成立背景と語順に対する影響 : 代名詞目的語と動詞の語順分析より | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Purposes of Writing Old English Prose Works and Their Effects on Word Order : Through an Comparative Analysis of Word Order between a Verb and Its Pronominal Object | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 古英語散文 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 語順 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 代名詞目的語 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 文体論 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 統語論 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Old English Prose | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Word-Order | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Pronominal objects | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Stylistics | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Syntax | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
山村, 誠治
× 山村, 誠治 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 代名詞と動詞の語順に関しては,これまでに多くの議論があり,古英語では目的語が動詞に先行するOV語順と動詞の後に現れるVO語順がヴァリエーションとして併存していたこと,そして代名詞目的語は他の要素からなる目的語の場合と比較して,かなりの頻度でOV語順が使用されていたことが明らかにされてきた。しかしながら,作品ごとに語順の使用状況は異なるため,たとえ同時代の成立で,なおかつ類似したジャンルの作品間であっても,OV語順とVO語順の使用状況は一様ではない。そこには作品のジャンルや成立背景といった言語外の要因が何らかの形で関連していると考えられる。 本稿では,古英語散文作品における代名詞目的語と動詞の語順の使用状況についての調査結果にもとづき,作品の成立背景とそこで使用される語順との関連性についての一つの試論を提示した。今回,ビードの『英国国民教会史』(Bede)と『アングロ・サクソン年代記』(ChronA)を取り上げた。この二つの散文作品は,ともにアルフレッド王の統治時代に成立したものの,その成立背景やスタイルが異なっており,比較の結果が顕著に表れると期待したからである。調査の対象としたのは,動詞と対格代名詞目的語および,与格代名詞目的語の語順である。調査の結果,Bedeの主節で一人称代名詞が用いられる環境において,OV,VO語順使用の揺れが顕著であることが判明した。あらゆる種類の目的語を含めた総合的なOV,VO語順の統計調査では,Bedeにおいて,歴史的により古いOV語順が用いられる傾向があるにもかかわらず,一人称の代名詞に限って言えば,逆転の現象が生じたわけである。Bedeのように民衆の教育・指導を目的として書かれた散文作品では,作者は,民衆に古くからなじみのあるOV語順を意識的に用いたでのあろう。しかし,時として感情の高揚から様々な語順が用いられ,発話,陳述の主体である一人称において語順の揺れが生じたと考えられる。 |
|||||
書誌情報 |
京都産業大学論集. 人文科学系列 巻 35, p. 85-102, 発行日 2006-03 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 京都産業大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0287-9727 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0006019X | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |