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森村泰昌「美の教室,静聴せよ」展 : 表現としての授業
http://hdl.handle.net/10965/313
http://hdl.handle.net/10965/313dbff5acb-ec3c-4d23-b272-67177f1a6224
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-09-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 森村泰昌「美の教室,静聴せよ」展 : 表現としての授業 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Morimura Yasumasa’s Exhibition, “Classroom of Beauty, Listen Quietly: Bi-Class, Be Quiet” : Classroom Lessons as Expression | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 森村泰昌 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 展覧会 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | セルフポートレイト | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 美術教育 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 美術史 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Yasumasa Morimura | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Exhibition | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Self-portrait | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Education of Art | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Art history | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
井尻, 樂
× 井尻, 樂 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 森村泰昌は,1985 年の《肖像(ファン・ゴッホ)》以降,何ものかに「なる(扮する)」という「変身型セルフポートレート」作品で知られる。彼の作品に一貫している姿勢は,「美術史シリーズ」であれ,「女優シリーズ」であれ,すでに定められたものを,もう一度考え直してみる方法論の提示である。 本稿でとりあげる森村泰昌「美の教室,静聴せよ」展(横浜美術館)は,美術館を学校に見立て,フェルメール,ゴッホやセザンヌなど西洋美術史上の名画に扮した「美術史シリーズ」作品を教材に,展覧会全体を授業形式で構成した,ユニークな展覧会である。これまで美術館を映画館に,はたまた空装美術館(The Museum of Daydream and Disguise)に見立てておこなわれた森村の展覧会。今回は,学校である。本稿は,このユニークな展覧会を紹介するとともに,この展覧会の語るものを探求してみたい。 本展の最大の特徴は,「見る」ことと同時に,「聞く」ことである。ホームルームに始まり,1時間目から6時間目まで,モリムラ先生の授業(森村自身が吹きこんだ無料音声ガイド)を聞きながら,作品を鑑賞する(学ぶ)仕掛けになっている。これはおそらく,国内外初の試みであろう。さらに同展は,これまで名画の登場人物に「なった」作品を観るばかりであった,われわれ鑑賞者に,森村が何ものかに「なる」その過程を追体験できるように構成されている。さまざまな「美=Bi」についての授業のあとは,最後のセクション「放課後:ミシマ・ルーム」へ。ここでは「生きのびる三島由紀夫」としての森村がスクリーンに映し出され,美術界の決起を促し,次世代へ受け継がれるべき日本の美術へのメッセージを叫ぶ。モリムラ先生の「語り」はミシマとしての森村の「叫び」で締めくくられる。 本展「美の教室」での授業は,一方的な啓蒙ではなく,美術の歴史のみならず,森村作品における〈自画像〉〈ものまね〉〈ジェンダー〉〈笑い〉といったテーマについて,また美と(美術)教育のあり方について,固定観念にとらわれることなく,さまざまに考えるヒントとその場とを,われわれ観賞者に与えている。観るものに考えさせる,問いかけとしての語りこそが,本展の語りの一つの内実であり,それをどう学び受け止め,育ててゆくのか,それは観者への宿題といえよう。 |
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書誌情報 |
京都産業大学論集. 人文科学系列 巻 39, p. 131-144, 発行日 2008-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 京都産業大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0287-9727 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0006019X | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |