WEKO3
アイテム
「こなた・かなた」の観点による解釈と文法(上)
http://hdl.handle.net/10965/365
http://hdl.handle.net/10965/365c5dbfd3d-b645-4efe-96fe-a3aea42452f5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2017-09-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「こなた・かなた」の観点による解釈と文法(上) | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Interpretative grammer by viewpoints of konata and kanata : Part 1 | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 動詞 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 自動詞 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 他動詞 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | こなた | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | かなた | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | verb | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | intransitive verb | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | transitive verb | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | konata | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | kanata | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
若井, 勲夫
× 若井, 勲夫 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 動詞の自動詞・他動詞は西洋語の文法を取り入れたものだが、国語では明確に区別できない。一方、江戸時代の国学者は自の詞・他の詞、裏・表、こなた・あなた、みづからのこと・人のこと、といった観点から古典の歌文を解釈し、言語主体(話手)の動詞による表現意識(意味)を究めてきた。また、渡辺実はわがこと・ひとごとの観点から表現を文法論的に説いた。 本稿はこれらの成果を受けて、「こなた・かなた」の観点から動詞の自他を越えて、古典文学の歌や文を解釈し直し、国語表現の自他意識、主客意識を明らかにしようとした。この観点は、動詞の表す行為や状態を言語主体によるものとして捉へて自分と関はってゐると見るか、あるいは、自分と関はらないと捉へてそのことが実現したと見るか、といふ認識・判断の仕方をいふ。「こなた」は主観的・主体的な捉へ方、「かなた」は客観的・客体的な捉へ方である。この場合、格助詞「を」がつくかつかないかは一つの目安になっても、決定的なものではない。また、従来の動詞の自動詞・他動詞と重なる点もあるが、それだけで解釈するのは不十分であり、その表現がこなたからか、かなたからかといふ作用の影響の方向と主体との関はりを解釈に生かさうとする。主な内容は次の通りである。 (1)「こなた」か「かなた」かといふ表現の方法によって言語主体の意識や感情の相違が明瞭になる。(2)「こなた」から「かなた」への作用として表すことにより、自然現象が「かなた」として実現し、また、人・物と主体が関係あることを示す。(3)「かなた」から「こなた」への作用として表すことにより、「かなた」の力を受止める。(4)「こなた」と「かなた」を総合的、両面的に表すことによって、言語主体の重層的な意識を表さうとする。このやうにして、国語の独自の発想によって意識・感情をはたらかせ、表現に至る構造、また、話手に関はる主体的要素が豊かである国語の特徴が明らかになった。なほ、次号では芭蕉の発句と俳文をこの観点から考察し、解釈していく。 |
|||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 一、動詞の自他 二、「こなた」か「かなた」か 三、「こなた」、「かなた」の観点 四、「こなた」から「かなた」へ (1)自然現象との関はり (2)人・物との関はり (3)「を─み」の語法 (4)「てぞ見る」の文型 (5)「て」の補説 五、「かなた」から「こなた」へ 六、「こなた」「かなた」の総合的表現 (附)中相(中動態)の表現 七、芭蕉の発句と俳文の解釈(次号) |
|||||
書誌情報 |
京都産業大学論集. 人文科学系列 巻 43, p. 264-237, 発行日 2011-03 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 京都産業大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0287-9727 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0006019X | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |