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差異の概念化と言語表現 : イギリス英語にdifferent toという言い方があるのはなぜか
http://hdl.handle.net/10965/1196
http://hdl.handle.net/10965/11963e7c3626-430a-4fcf-91fc-ca86cbb65e2a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-09-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 差異の概念化と言語表現 : イギリス英語にdifferent toという言い方があるのはなぜか | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Conceptualization and linguistic expressions of difference : Why one can say different to in British English | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 差異 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | メタファー | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 虚構移動 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 心的走査 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 動詞/ 形容詞 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | difference | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | metaphor | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | fictive motion | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | mental scanning | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | verb/adjective | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
平塚, 徹
× 平塚, 徹 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 形容詞differentはfromと用いるのが規範的であり,また頻度も高い。しかし,実際には,thanとも用いられ,またイギリス英語の場合にはtoとも用いられることが知られている。つまり,差異の基準は,起点,比較の基準,着点として標示されうるのである。筆者が調査した範囲では,差異の基準の標示については,起点型(英語のdifferent from)と同伴型(日本語の「... と違う」)の言語が多い。比較型(英語のdifferent than)は通言語的に限定されている。着点型(英語のdifferent to)の言語はまれであり,しかも,形容詞において見られるのであり,動詞の場合には起点型になる傾向にある。 英語:different from/to .... に対して differ from ... スペイン語:diferente/distinto de/a ... に対して diferir de ... ウェールズ語:gwahanol i ... に対して gwahaniaethu oddi wrth ... この偏りを説明するために,以下の仮定をした。差異はメタファーにより距離として理解される。この距離を認識するために二つの操作のいずれかが行われる。(1)基準から遠い対象は,基準から離れていくものとして表示される。(2)対象と基準の間の距離が心的に走査される。走査の方向には,(a)基準から対象へという方向と,(b)その逆がある。(1)は,対象が動くものとして表示されているという意味で,より動態的であり,それゆえ動詞として語彙化されやすい。それに対して,(2)は,より静態的であり,形容詞として語彙化されやすい。起点型は,(1)によっても,(2a)によっても動機付けされるが,着点型は,(2b)によってしか動機付けされない。これにより,着点型が特に形容詞において見られ,動詞においては起点型になる傾向があることが説明される。 |
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書誌情報 |
京都産業大学論集. 人文科学系列 巻 48, p. 367-387, 発行日 2015-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 京都産業大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0287-9727 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0006019X | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |