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アイテム
天智と周公
http://hdl.handle.net/10965/0002000333
http://hdl.handle.net/10965/0002000333554e135c-5915-4051-bb45-7dbe4ce279eb
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2025-03-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 天智と周公 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Emperor Tenji and Duke of Zhou | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 天智 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 周公 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 周礼 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 地中 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 漏刻 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 称制 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
池田, 昌広
× 池田, 昌広 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年の中国史研究の成果によれば、南北両朝は周公の撰した『周礼』に依拠し正統性を争った。『周礼』は儒教経典の一つ、周公は儒家が理想とする周の太平を招来した聖人である。小論は、日本の天智らの政権がこの政治思潮を受容し、正統性の演出に援用したことを論ずる。取りあげるのは、斉明六年(六六〇)の漏刻造作と天智七年(六六八)の天智即位と二つの史事である。前者については従来、時刻制導入の一環とされていたが、主たる目的は飛鳥地中説の実証にあったと推される。地中とは『周礼』がさだめる天下の中心をいう。斉明紀六年五月是月条の一連の施策は、周公の故事を援用して斉明朝を周公政権になぞらえ、太平の世の到来を演出するものだった考えられる。後者について。斉明七年七月に斉明が急死するも、天智はまず称制し六年五か月後にようやく即位した。その理由について定説はない。私見によれば、天智は周公の居摂七年の故事をふまえ、周公に比肩する有徳者であることをもって、自身に天命が所在すると証明せんとしたと推される。小論から浮かびあがるのは、儒教にもとづく中国的な国家体制を構築しようとした天智の姿にほかならない。 | |||||
書誌情報 |
ja : 京都産業大学日本文化研究所紀要 en : THE BULLETIN OF THE INSTITUTE OF JAPANESE CULTURE KYOTO SANGYO UNIVERSITY 巻 30, p. 61-94, 発行日 2025-03-25 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 京都産業大学日本文化研究所 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 1341-7207 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10537878 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |